Windows10におけるWindowsEssentialsの動作について
先日よりお客様のホスティングサーバ移転をお手伝いさせていただきました。
その中で、Windows7ではLiveメールをWindows10ではLiveメールとThunderbirdを混在でお使いのお客様において、次のような不具合が発生しました。
環境:Windows7/Windows10
メールクライアント:Liveメール2012/Thunderbird
メール環境:IMAP4/SMTP
Liveメール環境では、IMAP4のメールフォルダ名称が日本語にならず、英語表記になりました。下書き(Drafts)、ゴミ箱(Trash)、送信済みメール(Sent)等のように英語になりますので、英語表記に抵抗のあるお客様の場合は抵抗があるかと思います。Thunderbirdでは日本語表記になります。
また、なぜかは分かりませんがLiveメールではIMAP4 over SSLに対応していないため、暗号化機能を使用することができません。
このような不具合などがあってもWindows Liveメール2012は2017年1月10日にサポート終了していますので、新たなサポートや脆弱性への対応ができなくなっています。できるだけ速やかに他社のメールクライアントソフトに切替が必要になっています。
これまで受信したメールやアドレス帳を移行先のメールソフトへ移動する方法がありますので、サポートが必要なお客様はお問い合わせください。
マイクロソフト公式情報
Windows Essentials